監督の交代が続いたせいか、サッカー日本代表では新戦力のデビューが増えています。期待の若手や、実力がありながら不思議と代表に縁がなかった選手など、様々なタイプがいますが、前者の代表格の一人に昌子源選手がいます。
まだ22歳ながら、強豪・鹿島アントラーズでスタメンの座をつかんだ昌子選手。
しかしアントラーズファン以外には、まだあまり知られていません。
昌子選手とは、いったいどんな選手なのでしょうか?
どんなプレースタイルの選手?
昌子選手はディフェンダーで、主にセンターバックをつとめています。では選手としての特徴、つまりプレースタイルばどうなのでしょうか?
昌子選手は180cmを超す長身でありながら敏捷性もあり、さらに正確なキックも持ち合わせています。しかも視野が広いので、後方から攻撃を組み立てることができます。プレースタイルとしては、万能型と言えるでしょう。
現代サッカーでは、ディフェンスの選手にも攻撃の起点としての役割が求められます。昌子選手のプレースタイルはまさに、これからの代表に必要とされるものでしょう。
昌子選手は高校入学まで、フォワードでした。攻撃的なセンスは、この頃に磨かれました。しかし高校のサッカー部の監督によって、ディフェンダーにコンバートされました。
本人は当時、相当いやがったそうですが、しかしその経歴が、現在のプレースタイルに結びついているのは間違いありません。
昌子選手の家族
ところで昌子選手本人はもちろんなのですが、家族にも注目してほしいと思います。彼の家族には、二人の有名人がいるのです。
まずは父親の力さん。姫路獨協大学サッカー部の監督で、過去にはヴィッセル神戸の下部組織でも監督をされていたそうです。指導経験は豊富で、日本サッカー協会の専務理事、原博実さんとも親交があると言われています。
次に、姉のカエデさん。こちらは現役モデルで、あのエイベックスに所属しています。昌子選手が長身なだけに、お姉さんも背が高いのですね。しかも特技はリフティングだそうで、さすが昌子選手の姉といったところでしょうか。
サッカーの指導経験が豊富な父親に、長身の姉。家族を見れば、現在の昌子選手が浮かび上がってきます。本人ともども、家族みんなでの活躍を期待したいですね。