「世界一有名なサッカークラブはどこか?」
こんな質問をした時、最も多くの回答を集めそうなのが、
レアル・マドリードです。
「白い巨人」という愛称でも呼ばれるこのスペインの名門は、多く
のサッカー選手の憧れでもあります。
クリスティアーノ・ロナウドなどがその代表ですが、日本人では、
本田圭佑選手などが常々憧れを口にしています。
ただそれだけに狭き門であり、過去に移籍した日本人選手はいませ
んでした。
ところが、そんな名門と契約を勝ち取った選手がいます。
「中井卓大」
契約時、彼はまだ9歳の少年でした。
レアル・マドリードの門を叩いた中井卓大
2012年夏、日本で「レアル・マドリード・ファンデーション
キャンプ」が行われました。簡単に説明すると、子供を対象と
した短期間のサッカースクールです。
こういったイベントにはクラブの本当のコーチなどは来ないのが
通例ですが、主催者側の意向により、このキャンプにはレアル・
マドリードの下部組織を指揮する、本物のコーチが帯同していま
した。
そんな絶好のイベントで輝いたのが、中井くんです。
中井くんは滋賀県出身で、地元クラブ「アズー滋賀」で本格的に
サッカーを始めました。
小さい頃から天才少年として評判で、小学2年生の時には6年生
たちを一人で翻弄したといいます。
キャンプでも中井くんは図抜けた存在感を発揮し、たちまちレア
ルのコーチの目に止まりました。
そのまま中井くんは、レアル本拠での最終テストを受験し、見事
合格。この超名門の下部組織(カンテラ)に所属することになった
のです。
とはいっても、そこで終わりではありません。
カンテラからトップチームへ昇格するのは当然容易ではないです
し、なによりレアルでは1年に1度選考があり、そこで落ちれば
退団を余儀なくされるのです。
中井くんがレアルでデビューするためには、まだまだ努力が必要
なのです。
中井くんの両親はどんな人?
こんな天才少年ともなれば、どんな両親なのかも、当然気になり
ます。
中井くんのしたことは快挙です。となれば取材も多そうなもの
で、対象がまだ子供ということで両親にインタビューという流れ
になりそうですが、そういうことはないようです。
にもかかわらず、中井くんに関する検索キーワードには「両親」
がよく含まれています。
これは中井くんがまだ小さいながらも、イケメンとしても評判
だからだと言われています。
こんなかっこいい子供なのだから、両親もきっとかっこいいの
では、と想像してしまうのでしょうね。
まとめ
いまだスペインで成功した日本人選手は現れていません。
あの中村俊輔選手ですら、通用しませんでした。
そのスペインで、しかもレアル・マドリードで成功したなら、
中井くんの名前は日本のサッカー史の中で燦然と輝くことになる
でしょう。